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初めての海外ネットショッピングの前に知っておきたい10の事

初めての海外ネットショッピングの前に知っておきたい10の事

海外通販を初めてする人が知っておくべき10の知識

masashi
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皆さんこんにちは。このページでは、「初めて海外のネットショッピングサイトを使って海外通販をする前に知っておきたい10個のポイント」についてお話したいと思います。

海外のネットショッピングサイトって本当に魅力的な商品が多いですよね。日本未発売のブランドの最新アイテムや、日本にはまだ上陸していないブランド日本では中々手に入りにくいブランドなど。

さらにこれらの魅力的な商品が日本のネットショッピングサイトよりも安く買えるという事も海外通販の魅力の一つですね。しかし、初めて海外でネットショッピングをする際には、事前に知っておいた方がお得に買い物出来る知識がいくつかあります。

また、こういった知識を知っておく事によって予期せぬトラブルや、様々な種類の商品を海外から個人輸入する事が出来ますので、これから初めて海外でネットショッピングしようと思っている方には是非一度目を通して頂きたいと思っています。それではいきましょう!

何故、海外の有名ブランドは日本に発送してくれない?

何故、海外の有名ブランドは日本に発送してくれない?

よく、海外のネットショッピングサイトからある有名ブランドを購入したいと思っているが、商品を日本に直接発送してくれないという会社があります。

それらの商品は日本でも手に入る商品なんだけど、価格が高めで海外から直接個人輸入で買った方が安いし、色違いやデザインが違う商品も多いという理由から、直接海外から買いたいという方は多いと思います。

しかし、そういった日本に正規代理店があるような有名ブランドの商品は「ブランドプロテクション」というシステムを使って自社製品の価値と価格を管理しています。

ブランドプロテクションって何?

このブランドプロテクションというシステムは読んで字のごとく、「ブランド(の価値)を守る」というコンセプトです。もっと簡単に言ってしまうと日本のある企業が販売権利を独占する事で海外から直接買う事ができないようにするというシステムです。

有名どころで言うと、アメリカのアウトドアブランドである、ノースフェイスや、イギリスのアウトドアブランドのカリマー、その他、ナイキやアディダス、コンバース、その他有名な大手スニーカーショップなどもブランドプロテクションによって日本に直送してくれません。

しかし、何故こんな事をしているのかというと、多くの有名海外ブランドは日本にある企業と独占的に販売契約を結んでいます。そして、その日本企業はその有名企業のブランドを借りて自社製品としてそのブランド名を付けて製品を作り売り出しています。

つまり、日本国内でそのブランドの価格や価値を自分達でコントロールしたいという事なんですね。ですから、個人輸入で海外から直送してもらってしまうと国内のブランド価値や価格が低下してしまいます。

ブランドプロテクションとは、それを防ぐための方法でもあるんですね。

買い物をする物や国によって転送会社を使い分けよう

買い物をする物や国によって転送会社を使い分けよう

ショッピングサイトを見て、実際に欲しい商品が決まったとします。そして、「日本まで商品を直送してくれるサイト」の場合はそれだけで済みますが、中には国内発送のみのサイトも多いです。(日本へは直送しない)また、日本へ直送してくれる場合でもかなり割高になるサイトもあります。

そういった場合には日本へ荷物を転送してくれる「転送会社(転送サービス)」を使う事になると思います。しかし、一口に転送会社と言っても会社によっては荷物の転送料、サービス内容の違い、扱い荷物の内容、倉庫の場所など、会社によってサービス内容も様々です。

転送会社によっては世界各国に倉庫の拠点を持っている会社もありますので、一度転送会社に登録さえ済ませてしまえば、商品の購入先がアメリカのネットショッピングサイトであっても、ヨーロッパ諸国のネットショッピングサイトでも簡単に日本へ発送する事が出来ます。

特に本格的にビジネスとして個人で商材を輸入をされている方の場合、痒い所に手が届く転送会社のサービス内容を欲している人も多いでしょう。そういった方は細やかなカスタマーサポートを受けられる転送会社をお勧めします。

アメリカの会社は日本に直送してくれない場合が多い(してくれても高額)

アメリカの会社は日本に直送してくれない場合が多い(してくれても高額)

上記でも少し触れましたが、海外でネットショッピングをする際にサイトによっては日本まで直送してくれる会社と、直送しれくれない会社(個人も含む)があります。

特にこれはアメリカに本社を置くブランドや、ネットショップが多いと思います。これも上記で説明した「ブランドプロテクション」の事も関係していますが、何故かアメリカの会社は海外発送には積極的ではない企業も多いです。

そして、何故かアメリカ人自体が国際配送を嫌がる、めんどくさいと思う人が多いんですよ。特にアメリカのebayを使った事がある方はご存じの方も多いと思いますが、個人で出品している販売者は多くの場合、日本に直送してくれない場合が多いです。

これは個人的な意見なのですが、一般的にアメリカ人は国際的な人達ではありません。こういった考え方はアメリカ人の国民性と言ってもいいのかもしれません。

元々アメリカという国は最近まで運送会社、郵便発送の質が悪く、荷物の扱いが悪く、紛失も多かった事が関係しているのかもしれません。

しかし、インターネットが発達した事によってアメリカの運送業界の質は高くなりました。特に国際発送に関しては安心して使っても全く問題ありません。

それでも国際発送に不安がある方は、荷物に少額で保険をかける事も出来ますし、荷物の所在を調べる追跡番号をつけて発送してもらう事が出来るので、荷物の紛失を未然に防ぐ事が出来ます。

イギリス(ヨーロッパ)のショップは日本へ直送してくれる?

一方、ネットショッピングが盛んなイギリス、ヨーロッパ諸国ではかなりの確率で日本まで直送してくれる場合が多いです。私も日ごろからヨーロッパのネットショッピングサイトでサプリメントやフィットネスアパレルを購入する事が多いですが、殆どの場合、日本まで直送してくれます。

そして、イギリスのebay UKなどで個人から商品を購入しても日本まで快く直送してくれるセラー(販売者)が多いです。これがアメリカ人とヨーロッパ人の大きな違いかもしれませんね。

大型の荷物(重量物)でも個人輸入して転送可能

大型の荷物(重量物)でも個人輸入して転送可能

海外でネットショッピングを考えている人の中には「大型の荷物・重量物」特に「家具」や「フィットネス器具」、「自転車」など購入したいと考えている方もいらっしゃるのではないかと思います。

こういった大型の荷物も日本まで直送してくれない場合も多いです。特にサイズが大きいだけでなく、商品の重量が重かったりするとその重量で制限を受けて発送してもらえない場合があります。

しかし、転送会社を使えばサイズにもよりますが、大型・重量物の荷物でも日本まで発送してもらう事が可能になります。サイズや重さによって特別料金を加算される事もありますが、それでも荷物を発送してもらえる事が出来るので、ブランドプロテクションを受けている会社の商品もこれを利用すれば日本まで発送可能になります。

大型の荷物の対応した転送サービス shipto

英語が苦手でも海外からの個人輸入はとても簡単

英語が苦手でも海外からの個人輸入はとても簡単

よく「海外からの個人輸入は英語が出来ないと難しいんじゃない?」と考える方もいらっしゃると思います。しかし、実際にはそんなに英語を使う機会はありません。

サイトでショッピングをする際に最低限の英単語を理解しておけば、どんなブランドのショップでも簡単に買い物する事が出来てしまいます。

最近、海外のネットショッピングサイトでは「日本語で表示されるショップ」等も出てきています。また、転送会社のウェブサイトも日本語で操作ができる会社もありますので、英語が苦手な方であっても簡単に海外のネットショッピングが楽しめて、日本へ個人輸入する事が出来るようになってきています。

海外ネットショッピングする際の消費税や輸入税について

海外ネットショッピングする際の消費税や輸入税について

アメリカのネットショッピングサイトに関しては、州によって消費税率が異なります。例えば、デラウェア州、オレゴン州など消費税がかからない州に転送会社の倉庫がある場合には、ネットショップで買い物する際の消費税はかかりません。その理由からはアメリカの転送会社の多くはこういった免税の州に倉庫を構えています。

免税のデラウェア州に倉庫がある転送会社 forward2me

しかし、イギリスをはじめとするヨーロッパ諸国のショッピングサイトは税込みで販売している事が一般的なので明朗会計で買い物しやすいです。

そして、日本国内で荷物を受け取る際、アメリカからであっても、イギリスからであって、輸入税(関税)税金はかかると思って下さい。一般的なアパレル(レザーグッツ以外)商品であれば税金は安いです。

輸入税がかからないケースとしては、中古の物で郵便発送された荷物、イーベイなどで個人から買った商品でサイズや価格が安いもの等はかからない事が多かったです。

いづれにしても郵便発送では、意外に税金がかからないケースが多かったりしました。(個人的な体験談)。しかし、あくまでこれは個人輸入する商品や、荷物を発送する会社によってもかかる場合とかからない場合があります。

以上の事から、日本へ荷物を発送する前に転送会社に輸入税について質問すると、大体の目安(税金の計算方法)を教えてくれるはずです。

ebayを使うなら絶対転送会社を使う事

ebayを使うなら絶対転送会社を使う事

海外でネットショッピングをする方の中にはアメリカのebay(イーベイ)を利用したい方も多いと思います。ご存じの方も多いと思いますが、ebayは日本のヤフオクやメルカリ同様に個人取引のサイトです。

ebayの販売者の多くは、アメリカ国内のみの発送という人が多いと思いますので、基本的には商品購入後は転送会社に商品を送ってもらい、その後に日本へ発送という形になると思います。

中には国際発送に対応してくれる販売者のいると思いますが、とても少数です。しかし、ebayには彼らが提供している国際発送サービスGSP(グローバルシッピングプログラム)というサービスがあります。

本来こんな便利なサービスを使えば転送会社を使わずに日本へ荷物を発送してもらえるのですが・・・。このサービスには色々と問題があります。まず、一つ目の問題としてこの「GSPは料金が高い」という点です。物にもよりますが、転送会社を使うよりも割高になる場合が多いです。

そして、2つ目の問題は「GSPの倉庫はアメリカのケンタッキー州にある」という理由から、日本に届くまでに一時的にこのケンタッキー州の倉庫に荷物を保管されるので、荷物の到着までに時間がかかります。

最後の3つ目の問題は「GSPは荷物を度々紛失させる」という大問題です。これは正直言ってしまうと普通では考えられない事かもしれませんが、実際に私は2回も高額な商品をGSPに紛失されました。(というか倉庫内のスタッフに故意に盗まれた!?可能性あり。)

これは実際に英語圏のサイトを調べると見つけた内容なのですが、私と同様に荷物を紛失された人は結構いるようです。かなり倉庫の管理が悪いんだと思います。ですから、このサービスは基本的にはお勧めしません。

コピー品(偽物)を扱う偽物のサイトには注意する事

コピー品を扱う偽物のサイトには注意する事

一見すると有名ブランドの商品ばかりを扱う国際的なセレクトショッピングサイトのようにみえて、表示されている言語も英語でマルチリンガルにも対応しているといったショッピングサイトのようにみえるのですが、サイトに表示されている日本語がちょっと変、尚且つまるで機械翻訳されたような片言な日本語になっているサイトがあります。

そして、商品も「他のサイトと比較しても圧倒的に安い」という不信点が見られます。そんなサイトは注意が必要です。このようなサイトをちょっと変だなと思って、サイト内にある運営者の情報をみてみると、大抵が「中国のショッピングサイト」や「韓国のショッピングサイト」という事がよくあります。こういったサイトで買い物するとよくトラブルに巻き込まる事が多いです。

勿論、中にはしっかりした国際的なショッピングサイトもあると思いますが、変に価格が安すぎるサイトは有名ブランドのコピー品を扱っているサイト、または買っても商品が届かないサイトだったりします。

こういった特徴があるサイトを見つけてもすぐに買い物しないようにしましょう。海外のショッピングサイトは相当有名なブランド、有名なデパートのサイトであってもマルチリンガルになっている場合は少ないです。購入する前には事前に情報をしっかりと調べましょう。

日本のクレジットカードが使えない場合は代行して買い物してもらおう

日本のクレジットカードが使えない場合は代行して買い物してもらおう

多くの国際転送会社のサイトには「買い物を代行してもらえる」というサービスがあります。何故、こんなサービスがあるのかというと、アメリカのショッピングサイトは時々、「アメリカ国内で発行されたクレジットカードしか買い物に使えない」という場合も多いです。

こういったショッピングサイト(ebayにもそういった決済をもとめる販売者がいます)で買い物する場合、例え、アメリカ国内に発送先の住所(転送会社の倉庫の住所)も持っていても、サイトでクレジットカードを使用して決済する事は出来ません。

そんな時に役立つのが、転送会社の「買い物代行サービス」です。これを使えばアメリカ国内、ヨーロッパ諸国でどんな物でも購入してもらう事が出来ます。このサービスを利用する際には、商品金額の数パーセントを支払うだけで購入を代行してもらう事が出来ます。

私も時々、あるアメリカのショッピングサイトを利用する際にクレジットカード支払いが出来ない場合に利用しています。また、自分のクレジットカード情報を海外のショッピングサイトに登録したくないという方にもこの買い物代行サービスは役に立つと思います。

使い方はとにかく簡単で「欲しい商品が掲載されているウェブサイトのページと、商品名、金額を転送会社のスタッフに伝えるだけです。(多くの場合、買い物代行の専用ページがあり)

代行の依頼をすれば、転送会社のスタッフが勝手に購入してくれて倉庫まで送ってくれます。その後、日本へ荷物を転送すればOKです。

海外から輸入した荷物は意外に早く届く!

海外から輸入した荷物は意外に早く届く!

一般的に海外からネットショッピングをすると、凄く時間がかかるんじゃなの? 荷物が日本に届くまで一か月くらいかかるんじゃなの? と思っている方は多いようです。

しかし、インターネットの恩恵、航空便が進化した現在では、例えばアメリカ荷物を発送した場合、州にもよりますが、最短で「2-3日で日本へ到着する」という事も可能になっています。

また、オプションで追加の金額を支払うとさらに優先的に発送してもらう事も可能になっています。ヨーロッパ諸国からでも、通常郵便で国や商品にもよりますが、1週間以内に到着する事も可能です。

転送会社から日本へ荷物を送る際には、国際運送会社を自分で選ぶ事が出来ます。その際には金額と発送日数(日本までの到着期間)を自分で選ぶ事が可能です。当然、国際発送料が高い運送会社はスピード発送に対応しています。

こういったスピード便を選ばなくても大体1週間から2週間で届くようになってきています。ひと昔前では、発送から日本へ到着するまでに一か月もかかったような時代がありましたが、航空便が安くなった現在ではまるで日本国内から発送しているのと同じくらいの期間で荷物が届くようになりました。

このくらい荷物の到着が早ければ、安心して海外のネットショッピングを楽しめますね。

以上、今回の記事では「初めて海外ネットショッピングをする前に知っておきたい10の事」についてお話してみました。海外でネットショッピングを楽しむ為には事前に色々とリサーチする事は大切だと思います。

大きなトラブルが起きる可能性はとても低いですが、今回紹介した10個の知識だけは海外から商品を個人輸入する際に知っておくべき内容だと思い今回紹介してみました。