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海外で楽器(中古)を通販し個人輸入する際の方法とお勧めショップ

海外で楽器(中古)を通販し個人輸入する際の方法とお勧めショップ

海外からお得に中古楽器・レアな楽器を個人輸入

実は私自身、この輸入ビジネスをはじめる以前は音楽業界に精通したビジネスを行っておりました。当サイトの「このサイトについて」というページをご覧の方はご存じの方もいらっしゃると思いますが、以前はレコードの輸入や音楽サイトの運営など。音楽好きが高じて音楽に関するメディアも運営しておりました。

趣味では音楽制作も行っていたので、ハードウェアのサンプラーやシンセサイザーなどが大好きで、国内外のビンテージ音楽機材を扱うショップで頻繁に機材収集を楽しんでいました。

最近はコンピューターベースのDTM環境で音楽を作る人が多く、ソフトウェアのサンプラーやシンセサイザー、エフェクターが主流ですが、まだまだ私のようにハードウェアにこだわって音楽制作する人も多いです。

とくにプロのミュージシャンは実際に自分の手でツマミやパッドを触り音楽を作る感覚を大切にしている人も多いので、逆にビンテージの機材の値段が年々高くなってプレミアム価格がついているものも増えてます。まさに音楽制作は原点回帰といった状況ですね。

しかし、ハードウェアの音楽機材の最大の難点としては日本国内に正規代理店で取り扱いがなかったり、そもそも日本へ発送してくれない楽器屋さん、日本のクレジットカードが使えない!なんていうショップもあります。そして未だに頑なに日本へ国際発送してくれないショップもあるんですよ・・。

そんな色々な問題を際に役に立つのが海外転送サービスです。海外転送サービスを使えばまるで現地でネットショッピングをするような感覚で音楽機材を個人輸入する事が出来ます。その際に色々と便利なサポートも提供されているので、個人では買う事が難しい商品も手に入れる事が出来ます。

そして、何よりも日本で手に入れる事が難しい珍しい機材や、日本よりも価格が安い機材もあるし掘り出し物も多いですね。

まず、海外から中古楽器を個人輸入する際に知っておきたい知識や今までに私が個人輸入した際の経験をご紹介したいと思います。皆さんの中古楽器個人輸入の際のお役に立てれば幸いです。

海外から楽器を個人輸入する際に知るべき事

楽器を輸入する際に税金は徴収される場合と徴収されない場合がある
イーベイグローバル配送プログラムは高額・配送トラブルが多い
アメリカのセラーは国際発送(日本を含むアジア)をしない人が多い

海外から中古楽器(デジタル楽器)を購入した際の関税はいくら?

中古楽器を個人輸入する際に多くの方は関税(税金)が高いと思っていらっしゃる方も多いはずです。しかし基本的に中古楽器を含むオーディオ機器、音響の部品には関税は掛かりません。つまり「0円」となります。

私もはじめてebayを利用してある中古のビンテージサンプラーを購入したのですが、その際に関税がいくらかかるのかとびくびくしていましたが、何と荷物が届いた際にびっくり関税は0円でした。これを知ってからは定期的に欲しい機材をばんばん個人輸入していました(笑)。

ただ、私が好む機材は比較的大型で重い音楽機材が多いので、洋服やトイ、CD、レコード等と比べると送料はかさみました。

しかし、送料を入れてもお得に日本未発売、ビンテージの珍しい機材を入手できることを考えるとコスパは良かったと思います。

中古楽器でも消費税はかかるの?

実は消費税について国で決められた明確な消費税課税のルールがあるのですが、ケースバイケースで非常に曖昧な感じになっているのが現状です。

消費税課税の決まりでは、個人で中古品(中古楽器)を輸入した場合は郵送費を抜いた合計購入金額が16666円以上を超えなければ消費税課税の対象にはならないとなっています。つまり「16666円を超えた場合」は「購入額×60パーセントの金額」に対して消費税がかかるというルールになっています。

しかし、現状では何故か「税金が掛かる場合と掛からない場合がある」という状況になっています。非常に曖昧な回答になってしまいますが、私の肌感覚だと50%くらいの割合で掛かる場合と掛からない場合があります。

誰がどのように決めているのかわかりませんが、私の推測だと課税されない荷物は日本の税関で全く荷物をチェックされず税関を通過するのではないかと思います。そう考えると主に「荷物のサイズが小さなものは課税されない!?」という可能性が高いのはないかと思っています。

ですから、課税されないで荷物が届いた際にはラッキーです(笑)。逆に小さな荷物でも課税されたり、大き目な荷物でも課税されない時があるので本当にランダムです。そして、頻繁に海外から個人輸入する人は課税される可能性は高いかもしれません(あくまで憶測ですが)。

次は実際に海外の中古楽器ショップやebay等から買い物した際の問題や経験等をお話ししてみたいと思います。

現在でも国際発送してくれないアメリカの店舗

海外でのネットショッピングの話に戻ります。現在日本にいながらどんな国の商品でもインターネットを使って手に入れる事が出来るようになりました。しかし、ここまでテクノロジーや国際化が進んだ現在でも日本へ発送してくれないショップも多いです。

特に多いのがアメリカのショップです。ebayで中古楽器を販売しているアメリカ人も日本へ発送してくれない人が多いです。多くの場合、中高年の男性セラーが多い傾向!?と思いますが信じられませんね。日本へ送ってくれない理由を尋ねても、彼らは口を揃えて「トラブルが起きるから」と言います。

私は過去にアメリカに住んでいた事があるので、アメリカの郵便事情や運送事情についてよく理解していますが、確かに10年くらい前はまれに送った荷物がなくなったり、運送ドライバーが荷物を乱暴に扱って壊れた何てことがよくありましたが、現在ではそのようなトラブルは殆どないと思います。

イーベイグローバル配送プログラムってどうなの?

こういった非国際的なアメリカ人セラーやショップから商品を購入する際にはebayでの買い物あれば「イーベイグローバル配送プログラム(Global Shipping Program)」=通称「GSP」という仲介サービスを販売者に代わってebayが日本へ荷物を発送してくれるサービスを利用する事が出来ます。

しかし先程紹介した関税は必ず取られます。そして何よりも送料がとても高いです。そして、販売者からから発送された荷物はGSPの拠点倉庫に集められて、その後に日本へ発送されますので、荷物の到着まで非常に時間がかかります。

そして、最も恐ろしいのがGSPのサービスの質が悪い事です。私も含めて私の友人もこのGSPを利用していくつかのトラブル、荷物を紛失された事があります。もっというとアメリカの運送サービスは中間業者が間に入れば入っただけトラブルが起きやすいです。

特に昔から言われている事ですが、アメリカ国内運送の際にトラブルが起きる事は多いですね・・。逆に国際発送の際には意外にノントラブルというケースが多いように思います。

参考:ebay(イーベイ)での買い物で海外転送サービスをお勧めする理由

結局、私の荷物は見つかることなくGSPの倉庫に届いたという追跡情報から消えてしまう事になって購入代金と送料だけはebayに保証してもらえましたが、ビンテージの機材は消息を絶ちました。

それ以来私はebayで商品を購入する際にはGSPを使うことなく、必ず『foward2me』という転送会社を利用して日本へ輸入する事にしています。この転送会社はデラウェア州に免税出来る倉庫を構えている会社です。

この『foward2me』という転送会社を使えば、英語が苦手な方でも簡単に税関手続きが出来て簡単に個人輸入する事が出来ます。スタッフには日本人のサポートの方がいますので、分からない事があれば日本語で質問する事が出来るので、個人輸入に慣れていない方でも安心して利用できます。

一方ヨーロッパの音楽機材を扱うショップ、またはヨーロッパのebayの販売者は日本へ発送してくれる場合が多いです。国際発送していないと表記されている場合でも、お願いすると日本へ発送してくれる場合も多い傾向にあります。

実は一般的にヨーロッパの人はアメリカ人よりも国際的な人が多いです(笑)。特に個人でebayを使って楽器を販売しているヨーロッパの人は日本へ発送してくれます。送料もアメリカよりも割安感があるような気がします。アメリカ人は多くの人が荷物を発送する際に保険をかけるために、どうしても送料が高くなってしまう傾向があります。(それだけ運送中に荷物が破損する可能性が高い)

ヨーロッパの楽器店、またはebayでの販売者から中古楽器を購入する際に日本へ発送してくれないという場合には、『foward2me』を利用するようになりました。以前はOPASという転送会社を使っていたのですが、残念ながら現在廃業しています。

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管理人の中古楽器、楽器のリペアパーツなどの買い物歴

私は今までにebayはもとより、アメリカやイギリスの中古楽器サイトから、ビンテージのサンプラーやシンセサイザー、ドラムマシンを買った事があります。そして、自分で機材をリペアする事が多いので、そういったパーツも個人輸入しています。

日本では手に入らないようなとても珍しいリペアパーツも多いので、日本のビンテージ音楽機材専門の修理業者でも匙を投げてしまうような故障でも、このリペアパーツがあった事によって見事復活させる事ができました。

また、店によっては楽器のアドバイスをしてくれたり、相談も出来るので日本の楽器屋さんよりも個人的なサービスがある程度期待できます。勿論、店主にもよりますが質問をすれば技術的な事を隠さずに教えてくれる事が多いです。


お勧めの海外中古楽器販売サイト

何と言っても中古楽器やメンテンスパーツを買うならebayが一番です。個人から業者まであらゆるセラー販売しているので商品数は最も多いです。

しかし、ebayは国によって異なるサイトがあるので、アメリカの場合はebay.com、イギリスの場合はebay.co.ukといったように表面的にデザインは似ていますが、出品されているサイトは違います。
フランス版やスペイン、カナダ等、色々なバージョンあります。他の国別サイトにはebay.comにない在庫も結構でてきます。

アメリカで最もメジャーな楽器販売店です。一時は店舗が閉鎖に追い込まれるほどに経営が悪化したようですが、ファンに支えらえれて再度復活を遂げた奇跡の店舗です。日本で言うところのイシバシ楽器やクロサワ楽器的なお店です。

guitarcenter(ギターセンター)

世界最大級の個人中古楽器売買サイト

最近、ハードウェアの音楽機材の人気が高まった事によってこちらの個人売買のサイトがとても人気です。私も過去に何度か利用していますが、専門サイトだけあって客層はいいように感じます。

個人によっても異なりますが、直ぐに発送してくれる人や丁寧に梱包してくれる人、雑な人、発送が遅い人、友達のように機材の知識をシェアしてくれる人など色々な人がいますね。

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